<当記事は2020年05月20日にSKメルマガで配信されたコンテンツの一部です。>
<当記事はSKブログへの転載ルール「同内容がメールマガジンで配信された日にちから10日以降」に基づき掲載されます。>
これまで、SKメルマガご購読の皆様からEメールにて沢山のご質問を頂戴致しました。
重複するご質問に対してはメルマガコンテンツとして詳細な情報を元に纏め上げ、ご購読の皆様へ配信してまいりました。
対して、個別への回答に関しては短文かつ簡潔に回答をさせて頂いております。
そしてこの度、一定数以上のご質問が集まったため、同内容をSKメルマガご購読の皆様と共有したいと存じます。
なお、ご質問の内容に関しては一部修正が施されている箇所もございます。
<質問:2020年5月10日>
イベルメクチンと166の比較はどうでしょうか?
<回答>
イベルメクチンについて連日報道がなされていますが、まずイベルメクチン単体につきましては詳細なデータがまだ閲覧出来ていないためコメントは差し支えさせて頂きます。
同開発では日本国内で一年以内の承認を目指すとも報道されていますが、スピード感が乏しく、ギリアドによるレムデシビルのシェア確立に多大な時間的猶予を与えることになりそうです。
イベルメクチンはオーストラリアのユタ大学により活発に研究がなされていますが、今後は新型コロナウイルスに対する治療薬の開発に対して迅速な制度のある米国でも治験が行われるかどうかが焦点になると思われます。
また、MN-166との比較とのことですが、イベルメクチンは上記で述べた通り、どちらかというとレムデシビルと競合しております。
そのため、レムデシビルが存在する今、イベルメクチンが出てきたことによるMN-166への驚異は現時点で特に無いと考えております。
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