メディシノバの上場廃止・維持に纏わる株価推移についてご質問を頂きました。
2020年1月23日終値が1株あたり700円と、同社株価は非常に苦戦を強いられている状況です。
それでは質問を見ていきましょう。
<質問(抜粋)>
お世話になります。いつも貴重な情報をありがとうございます。
この度、ご質問させていただきたくご連絡をさせていただきました。※素人意見になりますが、ご了承ください。
【株価が下へ向かっている要因について】
先日、上場廃止懸念が払拭される旨が東証より発表され、株価に一時的な戻りはあったものの、現在のところでは上昇する見込みはなく、むしろ底探りの動きになってきました。
これに関しては、単純にパブリックコメントが先日締め切られ、2月に施行までに至っていないことから市場はまだ上場維持について油断できないという判断なのでしょうか。
実際にメディシノバへ問い合わせた返答に、上場維持について「正式決定されれば弊社も審査の対象となる見込みで上場廃止を回避できる可能性がある(中略)」という返答がありました。
このようなコメントがあったにも関わらず、株価が押さえつけられるとしたら、「審査になっても通らない」といった不安材料が市場の見方なのかと想定してしまいますが、どのような判断と想定されているのでしょうか?
ただ単純に状況告知をおこなわない経営陣に対する不信感なのか、ご教示いただけると幸いです。
応援している身として、近日の状況が全く見えず、歯がゆく思います。どうぞ宜しくお願い申し上げます。
<回答>
現在の700円前後のメディシノバの株価に対する私の見解として、ご質問者様の「2月に施行までに至っていないことから市場はまだ上場維持について油断できないという判断」と同じ見解を持っています。
私としては上場廃止リスクは大きく下がったと見立てていますが、これからメディシノバを買う投資家は上場維持を見極めてから買っても遅くないと判断する層が一定数以上存在するように思えます。
よって導出交渉が纏まる、または非常にインパクトのある公表物が無い限り、下値を拾う展開はあるものの、上値を追う展開にはならないと見込んでいます。
さらに、上場維持についての「正式決定されれば弊社も審査の対象となる見込みで上場廃止を回避できる可能性がある(中略)」という回答に対して、その可能性は非常に高いと思います。
しかし、東京証券取引所と接する機会の少なさから、同取引所の意向を深く捉えることが出来る個人投資家は非常に少ないのが現状です。
メディシノバの株主の大半は個人投資家のため、上記理由からも上場廃止・維持が決定してから動こうとする層が多数存在すると判断出来ます。
結論として、メディシノバの経営陣に対する不信感も多分にありますが、東京証券取引所の新制度の理解が個人投資家に追いついていないことが、メディシノバの株価が上昇基調にならない理由だと私は思います。
<調査銘柄の概要>
4875 : メディシノバ / MNOV : MediciNova
住所 : (日本支社)東京都港区西新橋1-11-5-5F / (本社)4275 Executive Square, Suite 300, La Jolla, California
電話番号 : 03-3519-5010 / 1-858-373-1500
HP : https://medicinova.jp / https://medicinova.com
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