<当記事は2020年05月20日にSKメルマガで配信されたコンテンツの一部です。>
<当記事はSKブログへの転載ルール「同内容がメールマガジンで配信された日にちから10日以降」に基づき掲載されます。>
これまで、SKメルマガご購読の皆様からEメールにて沢山のご質問を頂戴致しました。
重複するご質問に対してはメルマガコンテンツとして詳細な情報を元に纏め上げ、ご購読の皆様へ配信してまいりました。
対して、個別への回答に関しては短文かつ簡潔に回答をさせて頂いております。
そしてこの度、一定数以上のご質問が集まったため、同内容をSKメルマガご購読の皆様と共有したいと存じます。
なお、ご質問の内容に関しては一部修正が施されている箇所もございます。
<質問:2020年5月14日>
先日号外配信された件について教えてください。
「MN-166のARDS治験が承認されるまでの期間として、開発開始報告から約一ヶ月後を想定しています。よって、メディシノバが米国時間でそれを報告したのが2020年4月8日のため、2020年5月7日頃にエンロールが開始されると予想しています。」とありましたが、7日から1週間近く経過していますが、会社からは何も発表されませんが現状をどのようにお考えでしょうか。
そもそも、発表されるようなものではないのか、素人にはよくわからないのですがお教え下さい。
<回答>
「2020年5月7日頃のエンロール予想」につきまして、既にエンロールが開始されているのか、もしくは未だ準備中なのか、恐縮ながらも私も把握しておりません。
イエール大学にも直接問い合わせてはおるのですが、現時点(2020年5月18日時点)でも回答は得られていない状況です。
また、同治験エンロール開始の発表は必ず行う必要は無く、さらにイエール大学管轄の病院において200名以上の新型コロナウイルス感染症患者が存在すると想定されているため、フェーズ2以下であれば必要なエンロール数を確保出来ていることから治験サイトでの募集をかける必要もありません。
検討項目として考えるべきは米国時間の5月6日にバイオアベイラビリティ治験に関するアップデートです。
同アップデートがなされ、イブジラストの投与法として錠剤とカプセルの検証が間もなく(予定では5月31日)完了すると修正されました。
新型コロナウイルス感染症によるARDSに対するイブジラストの投与量については同治験で検証していくと存じますが、その投与法に対してはバイオアベイラビリティ治験が多少絡んでいる可能性は捨てきれません。
そのため、バイオアベイラビリティ治験の結果を仮りに待った場合、6月以降となる可能性も考えておく必要があると思います。
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