<当記事は2020年06月19日にSKメルマガで配信されたコンテンツです。>
<当記事はSKブログへの転載ルール「同内容がメールマガジンで配信された日にちから10日以降」に基づき掲載されます。>
これまで、SKメルマガご購読の皆様からEメールにて沢山のご質問を頂戴致しました。
重複するご質問に対してはメルマガコンテンツとして詳細な情報を元に纏め上げ、ご購読の皆様へ配信してまいりました。
対して、個別への回答に関しては短文かつ簡潔に回答をさせて頂いております。
そしてこの度、一定数以上のご質問が集まったため、同内容をSKメルマガご購読の皆様と共有したいと存じます。
なお、ご質問の内容に関しては一部修正が施されている箇所もございます。
<質問:2020年6月9日>
世界の株式市場はコロナショックで下落していましたが、なんとかコロナ以前の水準近くまで戻してきています。
そのような状況下、メディシノバについては肺炎治療薬を治験予定にもかかわらず、全体相場の恩恵を受けておりません。
それ以前に数々の難病治験が遅々とはいえ頓挫したわけでもないのに、元々株価としての評価は低すぎると感じております。
メルマガ主様はこのような状況をどう捉えておられますか?
また、メディシノバの肺炎治療薬が成功した暁には正当な株価評価を得られるのでしょうか?
<回答>
「元々株価としての評価は低すぎる」とのことですが、私もその様に感じております。
ご存知の通り、メディシノバのウィークポイントは低調な事業速度と経営陣に対する信頼度です。
また、ほとんどその可能性は無いと見込んでおりますが、上場廃止リスクも新規投資家を呼び込むための障壁となっている可能性もあります。
株価 = ファンダメンタルズ + センチメント = (理論値) +(期待値 – リスク) と捉えると、上記想定し得る特有のリスクに対して大げさに捉えられている状況だと思います。
そのため、リスクを過大に捉えられている状況を覆すため、その原因である「導出」が実現するまではこの状況が続くと考えております。
現在進行中と思われるARDS治験の結果が仮にポジティブだったとしても、導出交渉の実現に比べると微々たるものです。
なお、MN-166がARDSの予防・治療薬としてFDAから承認された場合は、話題性も相まってセンチメントが大きく上振れることで、ここ数年の高値である一株1500円は超えてくると思います。
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