<当記事は2020年07月17日にSKメルマガで配信されたコンテンツです。>
<当記事はSKブログへの転載ルール「同内容がメールマガジンで配信された日にちから10日以降」に基づき掲載されます。>
これまで、SKメルマガご購読の皆様からEメールにて沢山のご質問を頂戴致しました。
重複するご質問に対してはメルマガコンテンツとして詳細な情報を元に纏め上げ、ご購読の皆様へ配信してまいりました。
対して、個別への回答に関しては短文かつ簡潔に回答をさせて頂いております。
そしてこの度、一定数以上のご質問が集まったため、同内容をSKメルマガご購読の皆様と共有したいと存じます。
なお、ご質問の内容に関しては一部修正が施されている箇所もございます。
<質問:2020年7月7日>
今年も7月に入りました。いつになったら導出のIRあるのでしょうか。
(さらに、ルーティン配信 – 製薬・創薬業界『バイオジェンの多発性硬化症治療薬テクフィデラに対する特許問題の解説』を通して)今回の判決は導出する相手側には用途特許の弱さを露呈したと思いますが如何ですか?
<回答>
メルマガ配信済みタイトル『バイオジェンの多発性硬化症治療薬テクフィデラに対する特許問題の解説』に付随して、メディシノバの導出交渉相手に用途特許の弱さを露呈したのではないかと不安になっていると思いますが、用途特許だから弱いと言う訳ではないため、同特許問題を取り上げて不安になる必要はありません。
低分子化合物を始めとする一般医薬品はバイオ医薬品に比べて製造が比較的容易です。
そのため、物質特許の期限が切れること(切れていること)がネガティブな印象を与えることがあります。
しかし、ほぼ全ての製薬会社が有力な化合物に対して物質特許期限後の医薬品の権利保護のために用途特許を活用しています。
メディシノバはそもそも物質特許が無いことをネガティブに捉える企業との交渉はしておらず、用途特許のみの保有でも構わないと主張する企業のみと交渉を続けていると私は考えております。
さらに、導出交渉締結の進捗はもどかしい気持ちですが、「待つ他ない」という状況でございます。
お辛いとは思いますが、一緒に耐えて耐えて耐え抜きましょう!
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