<当記事は2020年11月4日にSKメルマガで配信されたコンテンツです。>
<当記事はSKブログへの転載ルール「同内容がメールマガジンで配信された日にちから10日以降」に基づき掲載されます。>
これまで、SKメルマガご購読の皆様からEメールにて沢山のご質問を頂戴致しました。
重複するご質問に対してはメルマガコンテンツとして詳細な情報を元に纏め上げ、ご購読の皆様へ配信してまいりました。
対して、個別への回答に関しては短文かつ簡潔に回答をさせて頂いております。
そしてこの度、一定数以上のご質問が集まったため、同内容をSKメルマガご購読の皆様と共有したいと存じます。
なお、ご質問の内容に関しては一部修正が施されている箇所もございます。
<質問:2020年10月15日>
メディシノバ株価の停滞及び事業進捗状況の不透明さにやり切れない思いの日々でございます。
現状では上場継続申請、ARDSの治験、バイオコモのワクチンが直近では株価上昇への影響が大きいかと思うのですが、SK様は今後どのような展開を見込まれておりますか?
IRにARDSの治験が始まらない理由を問合せしましたが、準備中との回答。またコンパッショネートユースについては質問スルーされてしまいました。
会社への不信感、自己責任ではございますが投資財産への不安がございます。
支離滅裂な内容で大変申し訳ございませんが、今後のメディシノバの展開について、またSK様が現状をどう捉えているか、お聞かせいただければ幸いです
<回答>
事業進捗の停滞の多くの理由に大学を始めとするパートナーとの共同開発が原因とされますが、メディシノバの現在の資金力ではどうしてもこのリスク(パートナーの事情に振り回されること)を許容せざるを得ない状況です。
メディシノバの株主としてこの点に関しては受け入れましょう。
また、上場維持申請、ARDS治験、バイオコモ社とのワクチン開発の今後の展開についてお答え致します。
まず上場維持申請に関しては問題なく受理されると考えております。
ARDS治験はコンパッショネートユースの選択肢が間違いなく影響を与えています。
コンパッショネートユースの申請には薬の効果とリスクの兼ね合いの他、薬価の設定やサプライチェーンの配置などメディシノバが経験したことのない取組むべき課題があります。
さらに大前提としてARDSの治験を進めていく必要があるため、コンパッショネートユースの影響で同治験プロトコルの修正が必要になる可能性もあります(直近のWHOによるレムデシビルに対するネガティブな見解や、抗体医薬の話題が活発になってきている点にも関心を寄せる必要があります)。
バイオコモ社とのCovid-19ワクチンの共同開発については、資金的な問題によりどこかのタイミングで大手製薬会社との共同開発がなされると予想しています。
そのため、現時点ではファイザーやモデルナなどに比べて非常に出遅れている状況ですが、世界人口やCovid-19の変異も考えると、まだまだそれら大手製薬メーカーと同じ土俵に立てる可能性はあります。
以上の3点も含め、私はメディシノバへの投資に関して非常にポジティブな考えを持っております。
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