<投資家Q&A-017>メディシノバ 2019年12月期 第3四半期決算と通期業績予想修正を通して

メディシノバが2019年10月25日と28日に公開した「2019年12月期第3四半期決算短信」と「2019年12月期通期業績予想の修正に関するお知らせ」について私の感想を伺いとご要望を頂きましたので、買いや売りを推奨するものでなく、あくまで私の感想としてお伝えさせて頂きます。

・ご要望(抜粋)

メディシノバの今回の決算発表および修正報告を見て、ブログ主さんの率直な感想を伺いたいです。現状も導出はあると信じているのか、又は別の選択肢を使って上場廃止を防ぐ手段を取っているのか、又は上場廃止を防ぐのは現状厳しいという見立てなのか、ご意見を承りたいです。宜しくお願いします。

 

2019年12月期第3四半期決算短信についてはATM(at the market)契約の行使による同四半期中の347,902 株の発行と10月1日から25日まで(第4四半期に該当)に393,361株を発行したことがハイライトでした。

メディシノバのNASDAQ市場における流動株に対してはシェアの殆どをヘッジファンドが占めているため、今回の合計741,263株にも及ぶ株数の大部分もヘッジファンドが購入したのではないかと思っています。

また、そのヘッジファンドはBlackRockと予想しています(詳しくは「<投資家Q&A-014>メディシノバ ATM(at the market)契約による資金調達について」を参照)。

業績については通期予想と第3四半期までの営業損失に大きな開きがあったため、業績の修正報告があると予想していました(その後「2019年12月期通期業績予想の修正に関するお知らせ」において修正が開示された)。

上記2点以外で目を見張る箇所は無く、全体的に代わり映えのない決算報告であったという印象を抱きました。

2019年12月期通期業績予想の修正については治験の遅れが主な理由のため、メディシノバ経営陣には厳しい言葉を投げかけるようですが、既に分かっていたとはいえ「随分のんびりとしているな」という感情が湧き上がりました。

それらを踏まえて、「現状も導出はあると信じているのか、又は別の選択肢を使って上場廃止を防ぐ手段を取っているのか、又は上場廃止を防ぐのは現状厳しいという見立てなのか」というご質問にお答えします。

私は今回の発表後も上場維持は可能と信じています。またその方法はMN-166(イブジラスト)の導出・提携によるものと考えています。

MN-001(タイペルカスト)の導出・提携の可能性も捨てきれませんが、その可能性をMN-166と分配するとMN-166:MN-001 = 90%:10%とざっくりと見積もっています(MN-001の導出可能性については「メディシノバ MN-001(タイペルカスト)の導出可能性」を参照)。

以上を以てご要望・ご質問に対する回答とさせて頂きます。あくまで一投資家としての私の意見ですので、参考として捉えて頂けると幸いです。

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