ステムリム 再生医療と再生誘導医療 – Part.1 幹細胞と体細胞 –

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従来の再生医療とは、ケガや病気などで失った機能を、生きた細胞や組織を用いることで、元通りに戻すことを目指す医療のことです。

それに対して再生誘導医療は、ケガや病気などで失った機能を、化合物である薬を投与することで、人の身体の再生する力を活性化させ、元通りに戻すことを目指す医療のことです。

そして、再生医療や再生誘導医療を語る上で「幹細胞」と「体細胞」の理解は必須です。

幹細胞は組織や臓器になる前の細胞であり、傷ついた組織の修復や壊死した細胞の再生をする能力のある細胞です。

例えば、肌を擦ると出てくる垢は壊死した皮膚の細胞ですが、その下にすぐ皮膚があるのは幹細胞が壊死した皮膚の細胞の代わりに皮膚細胞へと成長したからです。

体細胞は、幹細胞が分化し最終的に組織や臓器となった細胞のことです。上記幹細胞の例であげた皮膚の細胞は体細胞に当たります。

*分化:細胞が組織や臓器に変化すること。

 

また、体内で生成される幹細胞は「造血幹細胞」と「間葉系幹細胞」に大きく分けられ、間葉系幹細胞はさらに「外胚葉性間葉系幹細胞」と「内胚葉性間葉系幹細胞」と「内胚葉性間葉系幹細胞」に分けられます。

図表1のように、幹細胞は分化する体細胞がそれぞれ異なります。

(図表1:幹細胞と体細胞 作成:SKブログ)

そのため、再生医療も再生誘導医療も、幹細胞もしくは体細胞に焦点を当てる治療を施します。

2019年に創薬業界を騒がせたサンバイオの主力製品であるSB623は中胚葉性間葉系幹細胞に焦点を当てており、ステムリムの主力製品であるHMGB1ペプチドは外胚葉性間葉系幹細胞に焦点を当てています。

なお、神経再生を謳っていたサンバイオが神経に分化しない中胚葉性間葉系幹細胞を用いて神経再生を試みていましたが、これは抽出した中胚葉性間葉系幹細胞に神経再生機能を高める働きがある遺伝子を導入することで対応していました。

以上のように、再生医療や再生誘導医療の理解を進める上で、幹細胞と体細胞の理解がスタート地点となります。

 

<参考文献>
間葉系幹細胞について(ステムリム:2019年7⽉期 決算説明会補⾜資料)
SB623について(シェアードリサーチ)

<調査銘柄の概要>
4599 : ステムリム
住所 : 大阪府茨木市彩都あさぎ7丁目7-15 彩都バイオインキュベータ3階
電話番号 : 072-648-7152(非通知発信は接続不可)
HP : https://stemrim.com/

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