<投資家Q&A-043>メディシノバ 追記:メガファーマとの導出交渉の思惑

2020年1月22日の記事「<投資家Q&A-039>メディシノバ メガファーマとの導出交渉の思惑」を書くきっかけとなりましたご質問者様から、追加でのご質問を頂きましたので回答します。

 

<質問(抜粋)>

お世話になります。ブログ更新分拝読しました。お忙しいところ、ありがとうございました。

*以下、お時間ございましたらお目通しください。

尚、Yes,No程度の簡単なコメントをいただければ幸いですが、お手間をいただくようであれば、お捨ておきください。

SKブログ様としては、交渉の現況について、ボールは最終に近い条件提示を受けたメディシノバ側にあって、メディシノバがどこに妥協点を見出すかを逡巡しているところと考えられている印象をうけましたが、その様でしょうか?

個人的には、難航しながらも継続している交渉は、現況ではセルサイドであるメディシノバのintentの方が強いように感じており、メディシノバとしては、独自に期限を決めていて、そこまでにまとまらないようなら妥協して合意するこころづもりであることを望みます。

又、メディシノバが、昨年末ぎりぎりになって現行制度上の上場維持基準に抵触する旨の公表をしたことについては、新制度下で上場廃止を回避できる旨の内々示を東証に確認したうえで、(別途の治験結果待ちでないことが前提となりますが、)交渉について年内の自らの妥協による合意を見送った(東証からの当該上場維持基準緩和の公表がなければ、昨年中に合意していた)という様なことであれば納得できるのですが・・・

宜しくお願い致します。

 

<回答>

いつも貴重なご質問をありがとうございます。

さて、「<投資家Q&A-039>メディシノバ メガファーマとの導出交渉の思惑」で述べた私の導出交渉に対する印象ですが、質問者様の「ボールは最終に近い条件提示を受けたメディシノバ側にあって、メディシノバがどこに妥協点を見出すかを逡巡している」という認識に追加して、「<投資家Q&A-040>メディシノバ MN-166のバイオアベイラビリティ治験の遅延」でも述べました通り、「妥協点を探る上でいくつかのデータが追加で必要になった(求められた)」という印象です。

また、質問者様は「難航しながらも継続している交渉は、現況ではセルサイドであるメディシノバのintentの方が強い」と感じているとのことですが、私もそのように感じています。

メディシノバ、特に岩城社長は経営にあたり「企業価値の最大化を目指す」と公言しているため、MN-166の価値を余すことなく現金および証券資産化に尽力していることでしょう。

さらに、メディシノバが2019年12月27日に公表した「2019年12月期の当社業績の見通しに関するお知らせ」について、新制度下で上場廃止を回避できる旨を東京証券取引所に確認したかどうかはYESだと思います。

しかし、「導出交渉の年内の自らの妥協による合意を見送った(東証からの当該上場維持基準緩和の公表がなければ、昨年中に合意していた)」という質問者様の見解は私とは異なります。

上記に対する私の見解は「新制度下における上場維持が見込まれていたとしても、それが導出交渉に与える影響は無かった」というものです。

そのため、東京証券取引所の新制度策定がそもそも無ければ、確実にジャスダック市場において上場廃止となっていたことでしょう。

 

<調査銘柄の概要>
4875 : メディシノバ / MNOV : MediciNova
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