<投資家Q&A-045>メディシノバ 現状に対する著者の見解(前編・下)

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メディシノバの現状に対する著者の見解についてご質問を頂きました。

また、質問事項が多岐に渡るため、前編(上下)、後編(上下)と計4回に分けて回答差し上げたいと思います。

なお、「<投資家Q&A-044>メディシノバ 現状に対する著者の見解(前編・上)」はタイトル記事のリンクからご参照下さい。

 

<質問(一部抜粋・修正あり)>

Q&A-039では貴殿は以下の通り述べられています。

・【アルコール依存症適応パイプライン】は望んでいない(導出先)

・【パイプライン群の取捨選択】に迫られている(メディシノバ)

・【資本提携による関連子会社の可否選択】に迫られている(メディシノバ)

岩城社長は企業価値・株主価値を最大化するとの理念のもと取り組んでこられましたが、これが全て裏目に出た状況となりました。(現実を見極める事が出来ず、落し所の機会を逃した)

現実を直視した時、メディシノバはMN-166ではどの道を歩むべきか?貴殿のお心をお聞かせ下さい。

 

<回答>

③ まず「【アルコール依存症適応パイプライン】は望んでいない(導出先)」に対して、私が「<投資家Q&A-039>メディシノバ メガファーマとの導出交渉の思惑」において指摘しましたのは、アルコール依存症を適応とするパイプラインではなく、アルコール・オピオイド・メタンフェタミンの3つの依存症を適応とするパイプラインについてです。

そして、依存症パイプラインの拒否、パイプライン群の取捨選択、関連子会社につきまして、あくまで考えられる可能性として申し上げた点、ご確認頂ますようお願い致します。

その上で、「現実を直視した時、メディシノバはMN-166ではどの道を歩むべきか?」という質問にお答えすると、MN-166の欧州販売権を導出するという目標は現状通りにし、例えば「依存症を適応とするライセンスをパートナー候補が求めておらず、契約内容に依存症適応の販売権を除外したい意思があるならば、将来的な欧州における依存症治療薬は諦めて、契約を一刻も早く結ぶ」ということも考えられます。

MN-166の導出交渉による障壁はパイプラインが多すぎるあまり、MN-166の欧州販売権を一度導出してしまった場合、同一地域における複数ライセンスはありえないため、追加で治療薬が生まれたとしても自社で欧州進出が困難なことです。

この様に複雑な状況ですが、交渉の席についている方は非常に優秀でハイレベルな議論をなっさっていると思います。

質問の回答という形で意見を述べましたが、ことMN-166の進むべき道に関しては、導出や提携という大きな枠組みで考えを抑えた方がよろしいかと思います。

この条件下では「MN-166は導出すべき」という非常にシンプルで面白みの無い答えが私の意見です。

 

<調査銘柄の概要>
4875 : メディシノバ / MNOV : MediciNova
住所 : (日本支社)東京都港区西新橋1-11-5-5F / (本社)4275 Executive Square, Suite 300, La Jolla, California
電話番号 : 03-3519-5010 / 1-858-373-1500
HP : https://medicinova.jp / https://medicinova.com

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