メディシノバ MN-166(イブジラスト)のARDS動物モデルスタディの解説(血清および肺組織炎症性サイトカイン編:上)

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(図表1:血清および肺組織における炎症性サイトカインに対するイブジラストの影響 作成:SKブログ)

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A:肺組織における炎症性サイトカインおよびGAPDHの発現水準の分析

同スタディでは健康体グループ(Normal)の炎症性サイトカイン(TNF-a・IL-1β・IL-6・MCP-1)とGAPDHの発現量を1とした場合に、その他三つのグループ(LPS・LPS+IBU 3.75mg/kg・LPS+IBU 7.5mg/kg)の対比を図表2のAとしてまとめています。

 

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「LPS投与+イブジラスト3.75mg / kg」と「LPS投与+ イブジラスト7.5mg / kg」を比べると「LPS投与+ イブジラスト7.5mg / kg」の方が量が少ないことから、イブジラストは炎症性サイトカイン(TNF-a・IL-1β・IL-6・MCP-1)の量を減らす効果があり、さらにイブジラストの投与量が多い方がより炎症性サイトカイン(TNF-a・IL-1β・IL-6・MCP-1)を減らせるという仮説が生まれます。

対して、GAPDHにはどのグループにおいても変化が見られませんでした。

 

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A右部および下部は検出炎症性サイトカイン(TNF-a・IL-1β・IL-6・MCP-1)の発現量を数値化し統計解析をしたものです。

同スタディではまず、「健康体」グループと「LPS投与」グループにおいて、LPSを投与した場合にしっかりと(TNF-a・IL-1β・IL-6・MCP-1)が増加しているかを解析しています。

その結果、LPSを投与したマウスは炎症性サイトカイン(TNF-a・IL-1β・IL-6・MCP-1)がそれぞれ、TNF-a:約2倍、IL-1β:約1.5倍、IL-6:約2.5倍、MCP-1:約1.7倍に増加することが立証されました(全てにおいて、p < 0.001)。

その上で、「LPS投与」グループと「LPS投与+イブジラスト3.75mg / kg」グループおよび「LPS投与+ イブジラスト7.5mg / kg」を統計解析することで、イブジラストが炎症性サイトカイン(TNF-a・IL-1β・IL-6・MCP-1)を減少させるかどうかを検証しています。

その結果、「LPS投与+イブジラスト3.75mg / kg」グループでは「LPS投与」グループに対して、TNF-a:約20%(p < 0.05)、IL-1β:約10%(p < 0.05)、IL-6:約25%(p < 0.01)、MCP-1:約20%(p < 0.05)の水準抑制効果が得られました。

「LPS投与+ イブジラスト7.5mg / kg」グループでは「LPS投与+イブジラスト3.75mg / kg」グループよりもさらに効果が見られ、「LPS投与」グループに対して、TNF-a:約35%(p < 0.01)、IL-1β:約20%(p < 0.01)、IL-6:約45%(p < 0.001)、MCP-1:約25%(p < 0.01)の水準抑制効果が得られました。

 

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