メディシノバ MN-166(イブジラスト)のARDS動物モデルスタディの解説(肺組織ケモカイン編)

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(図表1:肺組織におけるケモカインに対するイブジラストの影響 作成:SKブログ)

図表1では、LPS誘発ARDSマウスにおける、ケモカイン(CXCR4・SDF-1・CXCR5・CXCL1)およびGAPDHの発現水準の分析を表しています。

 

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そのため、同スタディでは健康体グループ(Normal)のケモカイン(CXCR4・SDF-1・CXCR5・CXCL1)とGAPDHの発現量を1とした場合に、その他三つのグループ(LPS・LPS+IBU 3.75mg/kg・LPS+IBU 7.5mg/kg)の対比を図表1でまとめています。

同分析はウェスタンブロッティング手法により、ターゲットとなる物質を膜に転写することで、ケモカイン(CXCR4・SDF-1・CXCR5・CXCL1)とGAPDHを検出しています。検出し視覚化されたものが左で、数値化されたものが右となります。

そして左部から、ケモカイン(CXCR4・SDF-1・CXCR5・CXCL1)の量が「健康体」グループにおいて最も少なく(薄く)、「LPS投与」グループが最も多い(濃い)ことが分かります。

また、「LPS投与+イブジラスト3.75mg / kg」と「LPS投与+ イブジラスト7.5mg / kg」を比べると「LPS投与+ イブジラスト7.5mg / kg」の方が量が少ないことから、イブジラストはケモカイン(CXCR4・SDF-1・CXCR5・CXCL1)の量を減らす効果があり、さらにイブジラストの投与量が多い方がよりケモカイン(CXCR4・SDF-1・CXCR5・CXCL1)を減らせるという仮説が生まれます。

対して、GAPDHにはどのグループにおいても変化が見られませんでした。これは「1.肺水腫」「2.血清および肺組織における炎症性サイトカイン」と同様に、イブジラストがGAPDH量の抑制に効果が発揮されていないのではなく、そもそもLPS投与による肺炎にGAPDHが関わっていない(GAPDHの量が増加しない)ことも考えられます。

しかし、残念ながら同スタディではその理由までは考察されていません。

 

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以上より、イブジラストは肺組織の炎症を及ぼすケモカイン(CXCR4・SDF-1・CXCR5・CXCL1)を抑制する効果を発揮すると判断されました。

 

当記事のご購入は、SKブログ記事8本分(序章・肺水腫編:上下・血清および肺組織炎症性サイトカイン編:上下・肺組織ケモカイン編・肺組織におけるアポトーシスおよび総括編:上下)に該当致します。


 

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