《メルマガ会員》メディシノバ『NASDAQバイオテック企業の財務データを用いたメディシノバ株価の統計分析(相関分析:前編)』

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NASDAQバイオテック企業の財務データを用いた統計分析を行いメディシノバの現在の株価の適正さを計ります。

同分析の調査対象は2020年9月18日時点でNASDAQグローバルマーケットに上場するヘルスケアセクターのバイオテックに該当する企業とします。

上記条件はメディシノバと状況が類似する企業を抽出するためであり、グローバル製薬企業のように大きな売上を上げている企業は含まれず、該当するほとんどの企業がフリーCF(キャッシュフロー)がマイナスとなっています。

結果として143の企業が当分析の対象となりました(添付ファイル:NASDAQ-BioTech143.pdf)。

そして、統計分析を行う前にデータの全体像を掴みます。

メディシノバの時価総額の大きさは143社中86位と下位グループに落ち込んでいます。

その他項目(前年度結果)でのメディシノバの順位は、資産94位、負債7位、株主資本83位、事業CF17位、投資CF58位、財務CF98位、現金残高53位、フリーCF15位という結果です。

なお、負債は負債額が小さいほど上位となります。

事業CFと投資CFでは同CFがプラスとなっている企業を除くと事業CFが7位、投資CFが3位となります。

メディシノバの様な創薬ベンチャーは開発費や投資費がかさむため、事業CFと投資CFは大きくマイナスとなることが(開発が進んでいるという観点で)理想です。

さらに財務CFも98位となり、大きな資金調達がされておらず、CFの観点で開発の規模感に物足りなさを感じます。

財務データから読み解くメディシノバ株価の現状をまとめると、CFの観点での価値評価がなされていない(評価に値しない)ことが上げられます。

負債をネガティブに捉えられず、対して株主資本の割合もポジティブに捉えられないセクターであることを考えると、メディシノバの株価評価は専ら資産のみが組み込まれている可能性があります。

参考までに、メディシノバより資産が小さいにも関わらず時価総額が大きな企業は45社中13社存在し、その内事業CFがマイナスでメディシノバよりもマイナスが大きな企業は12社中11社です。

概要を掴んだところで統計解析に移ります。

 

 

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