号外 – メディシノバ『メディシノバ株に対する監理銘柄(確認中)の指定と今後の株価について』

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本日2020年12月28日 、メディシノバが「業績基準に係る監理銘柄(確認中)の指定に関するお知らせ」を公表したことを発端とし、同社株価は大きく下落しました。

https://medicinova.jp/wp/wp-content/uploads/2020/12/12282020_2.pdf

 

当メルマガでも常々述べた通り、当メルマガ読者の方々は監理銘柄に指定されるリスク、ならびに、指定されたとしてもJASDAQ新規上場維持基準に則った審査により、上場維持の承認を得られる可能性が非常に高いことはご存知かと思います。

故に、来期の上場廃止懸念に関しては心配する必要は無いと改めて公言させて頂きます。

続いて同日に公表された「2020年12月期の当社業績の見通しに関するお知らせ」について見解を述べます。

https://medicinova.jp/wp/wp-content/uploads/2020/12/12282020_1.pdf

 

今日が2020年12月期が終了する3日前であることから、ほとんどの株主様は既に今期中のMN-166の導出交渉締結を期待していなかったと思われ、それが同資料を以て決定事項となりました。

これまで岩城社長から発信された言葉を鑑みると、今期中の導出交渉締結未達は経営実績として不合格と判断されても仕方がありません。

しかし、実務(導出交渉)の期間だけで進捗度を評価した場合、交渉期間が際立って遅い訳ではありません。

全ての解析が完了したと考えられる「MN-166 の進行型多発性硬化症を適応とするSPRINT-MSフェーズ 2b臨床治験サブグループ解析結果のお知らせ」が発表された2019年4月を基準に考えた場合、未だ交渉期間は2年間に迫っていません。

前臨床完了前後の物質特許付き化合物でさえ導出交渉は平均2年間を要すると言われているため、用途特許のみかつ複数の開発後期パイプラインを保持するMN-166に対して導出交渉遅延というのは厳しい見解にも感じられます。

前述したサブグループ解析以前からある程度の交渉は進めていたはずですが、それを踏まえたとしてもMN-166の導出交渉は大きな遅延ではないと考えられます。

同交渉が遅延と捉えられている背景には、やはり岩城社長の発言により投資家心理を不適切な方向へと導いてしまったが故でしょう。

以上をまとめますと、2021年12月期もメディシノバ株はJASDAQで上場維持される見込みです。

そして、導出交渉の行方の区切りとしては2021年7月頃を予定している株主総会を基準にすべきであり、本日の公表資料をメディシノバへの投資判断とするべきではありません。

今後の株価推移に関しては、他の要因を除いた場合、来年2月頃と予想される上場維持申請の承認(見込み)を境に持ち直して行くと予想します。

本日の大きな株価下落により心労を抱えている方が多いとは思いますが、本件は株価の下落幅ほど深刻なものではございませんのでご安心下さい。

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