メディシノバ『2020年3月末時点での機関投資家によるメディシノバ株式保有数と考察』

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<当記事は2020年5月24日にSKメルマガで配信されたコンテンツです。>

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2020年3月末時点の米国における機関投資家のメディシノバ株式保有数が出揃いましたので、詳細データを図表1,2,3により示します。

(図表1.機関投資家のメディシノバ株保有数 期間:2019年6月〜2020年3月 作成:SKブログ)

図表1は2019年6月末〜2020年3月末の期間において、メディシノバ株式保有数上位10社に一度でも該当した機関投資家をリストアップしました。

上位6社およびBank of New York Mellon、Nuveen Asset Managementの計8社は安定的なメディシノバ株主として位置づけられますが、残りの2社の顔ぶれはよく変わります。

そして、2020年3月末時点において上位10社に新たに名を連ねた機関投資家はRenaissance TechnologiesとMorgan Stanleyの2社になります。

Morgan Stanleyのメディシノバ保有数の増加は投資信託への組み込みによるものと考えられます。

もともとMorgan Stanleyは3.7億ドル規模のRussell2000連動型投資信託を販売しておりましたが、同投資信託が2020年5月で満期を迎えることから、2020年1月に満期2年間のRussell2000連動型投資信託を新たにSECへと申請した経緯があります。

同規模は不明ですが、Morgan Stanleyはメディシノバ株をこの新規Russell2000投資信託へと組み込んだと考えられます。

続いてRenaissance Technologiesです。同社はクオンツファンドを運用する機関投資家です。

SMBC日興証券の定義を引用すると、クオンツとは『Quantitative(数量的、定量的)から派生した言葉で、高度な数学的手法を用いてさまざまな市場を分析したり、さまざまな金融商品や投資戦略を分析したりすること、または、その分析をする人を指します。過去の株価データや企業業績の推移などといった数値化できる情報を用いて分析する「定量分析(quantitative analysis)」を専門に行っている人を「クオンツ・アナリスト」ともいいます。また、分析されたデータに基づいて売買をしたりする運用手法を「クオンツ運用」ともいいます。』と説明されています。

今日では人工知能であるAIによる自動売買(アルゴリズム取引)が盛んにメディア等でも取り上げられていますが、その取引成果は結局のところAIの開発力に掛かっています。

Renaissance Technologiesが行っている株式取引も上記同様に人工知能に頼るところが大きいですが、その実績からも同AIは非常に優秀であり、一般のアルゴリズム取引を行うAIに比べものにはなりません。

また同社はMorgan Stanleyやその他金融機関とは異なり、連動型投資信託を販売することによって得られる手数料を目的とはせず、あくまで独自のポートフォリオを構築しています。

それにより、運用資産1,100億ドルを誇る世界有数のヘッジファンドとして知られています。

(図表2.2020年3月のメディシノバ株保有数上位10機関投資家 作成:SKブログ)
(図表3.2020年3月のメディシノバ株保有数上位10機関投資家 – グラフ 作成:SKブログ)

Renaissance TechnologiesとMorgan Stanleyの2社を除いた8社に至っては微増微減があったのみで、大きな動きはありませんでした。

以上より、今回の機関投資家によるメディシノバ株保有数のアップデートに関して、最も注視すべきはRenaissance Technologiesによる保有に関する点です。

当初の予定では2020年5月24日にメディシノバ『クオンツファンド RENAISSANCE TECHNOLOGIES の投資戦略』と題したメルマガを配信する予定でしたが、スケジュールアップデート後に、より同記事の理解を深めるための流れが考えられましたので、本記事を先に配信する形となりました。

その点はお詫び申し上げますが、より理解を深めるための施策としてご理解頂けると幸いでございます。

 

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