メディシノバ 春の下げ再来

またか。と言うべきか。昨年春の上昇トレンドからの下降トレンドシーズンが今年もやってきました。

昨年も今年も同じようなトレンドによる上げ下げが見て取れますが、置かれている状況は異なります。

昨年春はメディシノバのコアパイプラインの治験結果報告がこの期間に集中していたため、ポジティブな治験結果期待での買いが入り、上昇トレンドに転じました。

しかし治験結果が全て出揃うと今度は下降トレンドに転じることとなりました。メタンフェタミン依存症治験の結果は思わしくありませんでしたが、それ以外の3つの治験結果はポジティブであったので、下降トレンドになるとは思ってもいませんでした。

<2018年春のIRとその内容>

2018/02/02 MN-166 進行型多発性硬化症(PMS)フェーズ2b 追加データ → P

2018/03/29 MN-166 メタンフェタミン依存症 フェーズ2 主要データ → N

2018/04/02 MN-001 NASH/NAFLD フェーズ2 主要データ → P

2018/04/27 MN-166 筋萎縮性側索硬化症(ALS)フェーズ2 追加データ → P

* P : ポジティブな結果 N : ネガティブな結果

 

一方、(現在進行中の)今年春はMN-166の他社への導出、提携、共同開発の報告期待・失望による理由で上昇・下降トレンドが起こされている気がします。

2019年4月2日に初めて同社からPMS治験のフェーズ3開始時期に触れられ、さらに既存薬*への優位性もあるため、私は強気姿勢を維持しています。

また、JASDAQ上場廃止リスク**もありますが、仮に同市場での上場が廃止になったとしてもNASDAQでは継続して取引が出来るので、個人的にはリスクと捉えていません。

<2019年春のIRとその内容>

2019/04/02 岩城社長がPMSのフェーズ3治験に関して、報告書中に「まもなく治験計画を FDA に提出する予定です。」とコメント。

<注釈>
*進行型多発性硬化症の治療薬は現在、Roche社のOcrevus、Novartis社のMayzent、Amgen社のNovantroneがある。進行型多発性硬化症は症状ごとにさらに区分され、Ocrevusは一次進行型多発性硬化症(PPMS)、MayzentとNovantroneは二次進行型多発性硬化症(SPMS)への適応が認められている。(参照:FDA ニュースリリース 1.Ocrevus 2.Mayzent 3.Novantrone

** 最近4連結会計年度における営業利益及び営業活動によるキャッシュ・フローの額が負である場合において、1年以内に営業利益又は営業活動によるキャッシュ・フローの額が負でなくならない場合、JASDAQから上場廃止となる。(参照:日本取引所グループ 上場廃止基準

 

<調査銘柄の概要>
4875 : メディシノバ / MNOV : MediciNova
住所 : (日本支社)東京都港区西新橋1-11-5-5F / (本社)4275 Executive Square, Suite 300, La Jolla, California
電話番号 : 03-3519-5010 / 1-858-373-1500
HP : https://medicinova.jp / https://medicinova.com

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