<投資家Q&A-009>メディシノバ メディシノバの現状に対する見立て

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今回はメディシノバの経営活動に関するご質問を頂きました。自分自身のお金を会社に託している投資家にとって、経営陣がしっかりとした経営活動を行っているかどうかを把握することは重要な課題の1つです。そのため、同ご質問を通し私の見立てを共有させて頂こうと思います。

 

<質問内容>

メディシノバ、上場廃止まであと3ヶ月半となりました。社長は6月に猶予期間入り謝罪動画をホームページにアップし、7月末の説明会動画では、株主が最も重視している質疑部分をカットしました。

要するに、謝罪はあれども、株主が聞きたい上場維持と導出等の現状の考えが全く途絶えている状態が続いています。
大多数の株主は不安であり、廃止を視野に株価暴落前に売ってしまおうか、あるいは大逆転を期待し保有し続けようか、それぞれの選択、判断の時期が迫っております。

一方、社長はこれまでのモーニングスター等の出演で、『メディシノバも薬ができたんだなあ』などフライングぎみの発言もしてこられました。
こういう先走った台詞を言う反面、では導出契約の現状は?上場維持の考えは?について、何も説明がありません。

このような現状に対するブログ主様の見立てをお聞かせいただけますでしょうか?
私は社長への信頼はほとんど失せてしまいました。ブログ主様のご見解をお聞かせいただければ幸いです。(抜粋)

 

手厳しい文章からご質問者様のメディシノバ経営陣に対する厳しい評価が伺えます。特に説明会動画の質疑応答部分のカットについては、プライバシー保護の観点からカットしたという理由は理解出来るものの責任者のツメの甘さを露呈した形です(詳しくは「メディシノバ 2019年12月期第2四半期決算説明会の感想」を参照)。

株主との対話という観点においても、元メディシノバ副社長の岡島様が退社して以降その機会が著しく減りました。3~4年程前にはテレビ東京のワールドビジネスサテライトなど、ビジネス情報番組への打診もいくつかあったようですが、それらを見送った経緯もあります。

私とメディシノバの付き合いは2012年7月からの約7年間です。その期間を通して抱いた現経営陣(特に岩城社長に対する)の印象は「言葉では無く結果で示したいタイプ」です。そのため質問者様は「株主が聞きたい上場維持と導出等の現状の考えが全く途絶えている状態が続いている」と苛立ちを募らせているようですが、むしろそれがメディシノバのニュートラルな状態と私は思います。

前置きが長くなりました。私のメディシノバの現状に対する見立てを以下に述べます。

1.株主との対話について

説明会動画の質疑応答部分のカットは神経質な時期ということもあり盛大にやらかしたと思います。しかしそれ以外については可もなく不可もなく、これぞメディシノバという活動を続けています。

2.導出契約の現状や上場維持の考えに関する説明について

導出契約の現状に関して投資家としては情報があるに越したことはありませんが、交渉相手とのことも考えると既知である「メガファーマを含む複数の企業と導出交渉を続けている」以上のことは報告し難いと思います。そのため、これ以上の定期報告はそもそも期待していません。

また、上場維持に関しても「上場維持に努めたい」と意思表明していること、またやれることが限られているため、こちらも結果で示して欲しいと思っています。

 

投資判断のプライオリティーは人それぞれ異なり、私のそれは事業やそのポテンシャルによるものが大きいです。そのため、経営陣の言葉やIR活動に対しての期待度は他の投資家様に比べてそれほど高くありません。また、そのことが上記2点の私の見立てが他と比べて温度差を持っているとも自覚しています。

質問者様がメディシノバの社長への信頼を失ったとしても、MN-166やその他パイプラインのポテンシャルを信じるのであれば、メディシノバ株の保有を続けてみてはいかがでしょうか。

<調査銘柄の概要>
4875 : メディシノバ / MNOV : MediciNova
住所 : (日本支社)東京都港区西新橋1-11-5-5F / (本社)4275 Executive Square, Suite 300, La Jolla, California
電話番号 : 03-3519-5010 / 1-858-373-1500
HP : https://medicinova.jp / https://medicinova.com

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