<当記事は2020年05月06日にSKメルマガで配信されたコンテンツの一部です。>
<当記事はSKブログへの転載ルール「同内容がメールマガジンで配信された日にちから10日以降」に基づき掲載されます。>
アドホック配信 – <投資家Q&A-061>メディシノバ『ARDS治験結果がMN-166のパイプライン価値に与える影響 / イブジラストの話題性 / 特許取得IRと株価推移の関係』
これまで、SKメルマガご購読の皆様からEメールにて沢山のご質問を頂戴致しました。
重複するご質問に対してはメルマガコンテンツとして詳細な情報を元に纏め上げ、ご購読の皆様へ配信してまいりました。
対して、個別への回答に関しては短文かつ簡潔に回答をさせて頂いております。
そしてこの度、一定数以上のご質問が集まったため、同内容をSKメルマガご購読の皆様と共有したいと存じます。
なお、ご質問の内容に関しては一部修正が施されている箇所もございます。
<質問:2020年4月21日>
ここは特許IRが発表される度に大きく売りこまれることがあります。
材料視されないことはあっても、売材料とされる現象はここが初めてで困惑しております。
バイオにおいて特許の重要性は周知の通りですが、何故?と疑問に思っています。氏はどのようにお考えですか?
<回答>
特許IR後の売り優勢局面に対して、私もここ数年同じように感じております。
特許取得はもちろんポジティブな内容であるため、本来であれば他の創薬ベンチャーと同様に株価は上がるべきと思っております。
しかし、実際にはそうなっておらず、理論的なその理由については不明です。
そこで、私の意見として候補に上がるものが昨今のシステムトレード的な考え方です。
メディシノバ程度の時価総額では大がかりなアルゴリズムによるシステムの参入は考え難いものの、個人や小規模なシステムなどの比較的シンプルな発想によるアルゴリズム(ルールと表現した方がより適切かもしれません)取引がなされている可能性は否定出来ません。
メディシノバの過去の事例では非常に高い確率で「特許取得発表→株価下落」という事実が確認されているため、その事実に則り、「特許取得発表→売り」というルールによる取引がなされているのではと考えております。
その他、直近の導出契約締結などのインパクトのあるプレスリリースを期待して保有していた方による投げ売りなども考えられますが、私が考えるもっともな意見は上記の通りです。
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