<当記事は2020年08月26日にSKメルマガで配信されたコンテンツです。>
<当記事はSKブログへの転載ルール「同内容がメールマガジンで配信された日にちから10日以降」に基づき掲載されます。>
これまで、SKメルマガご購読の皆様からEメールにて沢山のご質問を頂戴致しました。
重複するご質問に対してはメルマガコンテンツとして詳細な情報を元に纏め上げ、ご購読の皆様へ配信してまいりました。
対して、個別への回答に関しては短文かつ簡潔に回答をさせて頂いております。
そしてこの度、一定数以上のご質問が集まったため、同内容をSKメルマガご購読の皆様と共有したいと存じます。
なお、ご質問の内容に関しては一部修正が施されている箇所もございます。
<質問:2020年8月11日>
2,3日前、ブレインストームセルセラピューティクス(NASDAQ:BCLI)の、ALS第3相臨床試験及び、MS第2相臨床試験に付いての記事を見かけました。
https://bit.ly/31U2d6a
質問事項
1)メディシノバに比べ治験の進捗がかなり早く感じます。
メディシノバは太刀打ち出来るのでしょうか?
2)メディシノバは全てに付きスピード感を感じません、この様な現状でMN166の導出・提携等可能なのでしょうか?
<回答>
ブレインストームセルセラピューティクスによるALSフェーズ3および進行型MSフェーズ2の開発に関してご質問を承りました。
同社は2020年8月15日現在、時価総額約450億円とメディシノバと同水準(もしくはそれ以上)の時価総額を誇っています。
しかし、現金資産が2020年6月時点で約13億円、株主資産が約11億円とメディシノバのそれらに比べて貧弱な状況でございます。
その上で、同社とメディシノバの開発スピードについてお答えします。
メディシノバの主力パイプラインが進行型MSなのに対して、ブレインストームのそれはALSです。
しかもブレインストームは臨床段階のパイプラインがALSのフェーズ3と進行型MSのフェーズ2aであるため、ALS開発に注力出来る状況です。
そのため、メディシノバよりもALS治療薬の開発にスピード感がありますが、それは当然のことであると考えられ、ALS治療薬の開発だけに絞れば脅威に感じる部分がありますが、事業全体としてみれば脅威には当たりません。
よって、メディシノバが太刀打ち出来るかという質問に対しては、太刀打ち出来ると返答させて頂きます。
そして、メディシノバの開発スピード感と導出交渉の関係性においては、導出がまとまらないためにスピード感が出ないという状況です。
そのため、スピード感がないことが導出交渉に影響を与えることは無いと考えて構いません。
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