<投資家Q&A-107-2>メディシノバ『3DIP社への新規株式発行が導出交渉に与える影響(その2)』

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<当記事は2021年1月27日にSKメルマガで配信されたコンテンツです。>

<当記事はSKブログへの転載ルール「同内容がメールマガジンで配信された日にちから10日以降」に基づき掲載されます。>

 

これまで、SKメルマガご購読の皆様からEメールにて沢山のご質問を頂戴致しました。

重複するご質問に対してはメルマガコンテンツとして詳細な情報を元に纏め上げ、ご購読の皆様へ配信してまいりました。

対して、個別への回答に関しては短文かつ簡潔に回答をさせて頂いております。

そしてこの度、一定数以上のご質問が集まったため、同内容をSKメルマガご購読の皆様と共有したいと存じます。

なお、ご質問の内容に関しては一部修正が施されている箇所もございます。

 

<質問:2021年1月17日>

今回のSK様のメールのなかで「3Dインベストメントパートナーズ社は少なくとも2年間の保有を前提としているものと思われます。」また、「MN-166の導出交渉は切り離して考える必要があり、本件が導出交渉に影響を与えることは微小と判断しています。」とあり「3DIPによる今回のメディシノバ株購入を読み解くと、今後数年間の株価推移は上向いていくものと考えられます。」と回答されています。

そこで教えていただきたいことがあります。

・「3Dインベストメントパートナーズ社は純投資で保有していて最低2年間は売却できないということは売り圧力は最低2年間はないと思いますが仮に今年中に導出があって株価が大きく上がった場合も3D社は売却できないということになるのですか?

・SK様は今年株主総会頃にMN-166の導出の可能性があると以前おしゃってられたと思いますが2年間の間に導出となった場合株価が大きく上がると思われます。導出以降も上げ続けると考えるのであれば別ですが3D社は売却できないので導出は2年後以降と考えているのではないでしょうか?

 

<回答>

誤解の無いように申し上げますと3Dインベストメントパートナーズ社(以下、3DIPという)は簡単な条件を満たせば2年以内にメディシノバ株を売却することは可能です。

その上で2年以内の売却の可能性は低いと申し上げた次第です。

3DIPはヘッジファンドであることから、株価が流動的な目標に届いた場合はメディシノバ株を売却することになります。

しかし、導出によって株価が大きく上昇したとしても目標株価に到達していない場合はその限りではなく、あくまで目標株価に準じた売却判断を下すと想定しておくことが宜しいかと思います。

また、その目標株価はメディシノバ株を購入した時期を考慮すると、MN-166の上市後を想定した目標を立てていると思われます。

故に、3DIPが前提とする2年間の保持期間と導出契約は切り離して考えるべきと思います。

 

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