<投資家Q&A-108-5>メディシノバ『MN-166のインターフェロンβ併用投与の欧州特許と導出契約について』

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<当記事は2021年1月31日にSKメルマガで配信されたコンテンツです。>

<当記事はSKブログへの転載ルール「同内容がメールマガジンで配信された日にちから10日以降」に基づき掲載されます。>

 

これまで、SKメルマガご購読の皆様からEメールにて沢山のご質問を頂戴致しました。

重複するご質問に対してはメルマガコンテンツとして詳細な情報を元に纏め上げ、ご購読の皆様へ配信してまいりました。

対して、個別への回答に関しては短文かつ簡潔に回答をさせて頂いております。

そしてこの度、一定数以上のご質問が集まったため、同内容をSKメルマガご購読の皆様と共有したいと存じます。

なお、ご質問の内容に関しては一部修正が施されている箇所もございます。

 

<質問:2021年1月21日>

166のインターフェロンとの併用療法の欧州での特許取得はいつ頃となりそうですか?

SK様も懸念されている通り、特許を取得しないと、導出契約はできなのでしょうか?

 

<回答>

欧州での特許審査にどの程度の時間を要するかは分かりませんが、例えば進行形多発性硬化症関連や上記IPF関連の特許に関してはPCT国際出願申請を行ってから22ヶ月程で欧州特許を取得しています。

それを考慮するとメディシノバは2019年10月8日にPCT国際出願申請をしているので、欧州特許は2021年12月頃に取得が予想されます。

欧州特許取得の導出交渉に対する焦点は、米国での権利も付与する共同開発かどうかという点です。

もともと米国での権利はメディシノバが独占する予定でしたが、共同開発の検討によって米国での権利も共有する可能性が出てきています。

この場合であれば欧州特許の取得が達成出来てなくても契約交渉は進行すると考えられます。

しかし、従来どおりの地域で区切る形での導出契約を前提としているのであれば、欧州特許取得を待つ必要が出てきます。

次回の株主総会までの導出契約締結を目指すのであれば、共同開発の方針で進めていかなくてはなりません。

 

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