<当記事は2020年11月20日にSKメルマガで配信されたコンテンツです。>
<当記事はSKブログへの転載ルール「同内容がメールマガジンで配信された日にちから10日以降」に基づき掲載されます。>
これまで、SKメルマガご購読の皆様からEメールにて沢山のご質問を頂戴致しました。
重複するご質問に対してはメルマガコンテンツとして詳細な情報を元に纏め上げ、ご購読の皆様へ配信してまいりました。
対して、個別への回答に関しては短文かつ簡潔に回答をさせて頂いております。
そしてこの度、一定数以上のご質問が集まったため、同内容をSKメルマガご購読の皆様と共有したいと存じます。
なお、ご質問の内容に関しては一部修正が施されている箇所もございます。
<質問:2020年10月29日>
一つ質問させていただきます。
ALS,DCM,ARDS,三重ワクチンについての進捗状況の質問をいたしましたが、いずれも中間解析、あるいは結果解析とも約2年はかかるとの回答をいただきました。
岩城さんは、今年の春、保有資金で2年は持つという話をされていましたが、こんなに何本も同時並行で治験を実施して資金繰りは大丈夫なのでしょうか?
その場合、また、マーケットが嫌う「増資」で資金調達をするのでしょうか?
勿論、「導出または提携」で資金を調達するのではと見ていましたが、昨年来からの様子を見ていますと、なんらサッパリ反応がないので、これも難しいのではないかと推察しています。
<回答>
メディシノバの資金繰りについてご質問を頂戴しました。
ALSを除くメディシノバの創薬戦略は共同開発者に治験費用の大部分を負担させることを前提としており、その戦略によると2年間は現在の資金+α(ATM契約による増資資金)で問題なく持つと考えています。
また、その期間中に急に多額の資金が必要になる場合は増資によって調達することになると思いますが、現状を考えるとその増資は開発が大きく前進したなど、非常にポジティブな理由であると予想されます。
そのため、この場合の増資は株主にとっても好ましい状況になっているため身構える必要はありません。
なお、私はメディシノバの今後にはMN-166の導出・資本提携による資金調達が必須と考えており、音沙汰はなにもないですが、今もメディシノバはその方向で動いていると考えています。
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