<投資家Q&A-118-2>メディシノバ『株主による導出交渉の進捗に対する疑念』

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<当記事は2021年4月23日にSKメルマガで配信されたコンテンツです。>

 

これまで、SKメルマガご購読の皆様からEメールにて沢山のご質問を頂戴致しました。

重複するご質問に対してはメルマガコンテンツとして詳細な情報を元に纏め上げ、ご購読の皆様へ配信してまいりました。

対して、個別への回答に関しては短文かつ簡潔に回答をさせて頂いております。

そしてこの度、一定数以上のご質問が集まったため、同内容をSKメルマガご購読の皆様と共有したいと存じます。

なお、ご質問の内容に関しては一部修正が施されている箇所もございます。

 

<質問:2021年3月29日>

4月11日のルーティン配信にても感じるのですが、最近競合他社の進捗が著しく、メディシノバの優位性が薄れていると感じています。

私がメディシノバに投資を始めた頃の期待感は徐々に薄れてきています。

正直こんなにも長く何らの成果(提携・上市)も得られないとは思いも寄らず、困惑しているのが正直な気持ちです。

貴男は目標株価10,000円と常々仰られていますが、本当にそれに近い成果を出し得る物があるのでしょうか?

あるとするならば、どのパイプラインなのでしょうか?何時頃なのでしょうか?

 

<回答>

目標株価1万円はMN-166の導出を前提としているため、やはりそのイベントが起こらない限り実現は不可能であることは否めません。

しかし、本年3月10日に公表された2020年12月期決算説明会において、PMSパイプラインに対して「自社のみではフェーズ3治験を実施しない」と掲載されている通り、メディシノバは大手製薬企業へのMN-166の導出(または大手製薬企業との共同開発)を前提としていることは間違いなく、取締役会長のジェフヒマワン氏の存在もあることから、客観的に見て導出(または共同開発)に対して精進していると信じて宜しいと思っております。

株主総会までを一つの基準(期限)としつつも、導出が具体的にいつになるかは誰にも分かりません(故に、市場が急激に反応し、大幅な株価上昇に繋がると思います)。

私は当メルマガを始めるに至ったSKブログの開設時点、もとい、それ以前からMN-166のPMSパイプラインの価値を疑ったことはありません。

そして、目標株価1万円も胸を張って何度でも主張していくつもりです。

同目標株価達成の時期は前述した通り詳しくは分かりかねますが、PMSパイプラインをMN-166の主要プロジェクトとしながら実現に向けて前進すると信じてメディシノバ株の保有を続けております。

 

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