《メルマガ会員》メディシノバ『アンジェスを打抜くメディシノバのCovid-19ワクチンと今後の2つの焦点』

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<当記事は2020年07月27日にSKメルマガで配信された号外コンテンツの一部です。>

2020年7月27日、メディシノバは「バイオコモ株式会社及び三重大学との新型コロナウイルス( SARS CoV 2 )に対する新規ワクチンの共同開発に関するお知らせ」により新型コロナウイルスCovid-19のワクチン開発に着手することを発表しました。

https://medicinova.jp/wp/wp-content/uploads/2020/07/07272020.pdf

同資料を以て、日本株式市場の上場企業の中でワクチン開発で先行するアムジェンですが、Covid-19ワクチン開発競争では突出すべき速さでメディシノバに追いつかれ、そして追い抜かれると考えられます。

その根拠とされるのが、メディシノバがバイオコモ社(および三重大学)からCovid-19向けのBC-PIVワクチンの全世界における開発・販売の全権利を取得(導入)したことです。

これによりメディシノバは自由度高くホームグラウンドである米国にて同ワクチンの開発が行えます。

治療薬およびワクチン開発では感染者の数が進捗度に大きく関わります。

例えば日本における富士フィルムのアビガンによるCovid-19治療薬の開発は、感染者の数が少ないために大きく停滞しました。

Covid-19治療薬およびワクチン開発では、200人規模の治験ですら感染者の数が足りないことで大きな困難に陥っているのが日本の現状です。

・アビガン検証「使命感だけでは限界」 藤田医大教授
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO61869010S0A720C2I00000/?n_cid=NMAIL007_20200725_A

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