<投資家Q&A-117-2>メディシノバ『ALS治療薬の開発競合製品Masitinibに対するMN-166の優位性』

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<当記事は2021年4月16日にSKメルマガで配信されたコンテンツです。>

<現在SKブログではSKメルマガで配信された内容のうち、Q&Aシリーズのみを一定期間後に掲載しています。>

 

これまで、SKメルマガご購読の皆様からEメールにて沢山のご質問を頂戴致しました。

重複するご質問に対してはメルマガコンテンツとして詳細な情報を元に纏め上げ、ご購読の皆様へ配信してまいりました。

対して、個別への回答に関しては短文かつ簡潔に回答をさせて頂いております。

そしてこの度、一定数以上のご質問が集まったため、同内容をSKメルマガご購読の皆様と共有したいと存じます。

なお、ご質問の内容に関しては一部修正が施されている箇所もございます。

 

<質問:2021年3月29日>

ルーティン配信(メディシノバ『ALS治療薬の開発競合製品とMN-166の優劣評価』)を見ますとMN166が特に優位に立つようには思われませんが、詳しくご存知のsk様が競合他社よりもメディシノバに期待されているのはどういう点ですか?

 

<回答>

MasitinibとMN-166の競争力を同等とした上で、ALS治療薬の開発に対してメディシノバならびにMN-166に期待をしている理由は、MN-166の安全性によるところです。

Masitinibは関節リウマチの治療薬としてAB Science社によってフェーズ2/3まで開発が進められておりましたが、有害事象の発生率の高さ(95%:エンロール数43人のフェーズ2a治験)を理由に開発が中止された経緯があります(同治験での重篤な有害事象は2件)。

MN-166(イブジラスト50mg)は単剤投与による有害発生率の公表データが不足しているため正確なところは分かりかねますが、少なくともこれまでの治験によってプラセボ群に対して安全性のネガティブな結果は出ていないこと、さらにケタス(イブジラスト)では5%以下の有害事象発生率であるため、MN-166は極めて安全性が高いと見込んでおります。

治療果がほとんど同じであれば、MasitinibよりもMN-166の方が選択されるとの期待故、ALS治療薬の開発に対してメディシノバならびにMN-166に期待しております。

 

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